2026.09.12

ホームページ運用代行の費用、月5万円で丸ごと任せられる理由

ホームページ制作Web運用サービス案内

ホームページ運用代行の費用、月5万円で丸ごと任せられる理由

「記事を書いたほうがいいですよ、とは言われるんです。でも、書く時間がなくて」

当社がホームページ制作のページで「よくある状態」として挙げているもののひとつです。やるべきなのは分かっている。検索から人が来るようにするには、毎月なにかしら手を入れ続けないといけないことも、なんとなく知っている。ただ、本業が忙しい。

そこで「じゃあ外に頼もう」と調べ始めると、次の壁にぶつかります。記事は記事の会社、アクセス解析は解析の会社、更新は制作会社、LINEはLINEの運用代行。それぞれに月額がかかり、それぞれに説明が要る。見積りを並べるだけでも一仕事です。

当社は、この「毎月の手入れ」を丸ごとお引き受けするWeb丸ごと運用を、月5万円(LINE配信まで含むフルプランは月10万円、いずれも税別)お受けしています。

この記事では、ホームページの運用代行で実際に何をするのか、別々に頼むと費用はどうなるのか、そして当社はこの金額でお受けできるのかを、自社サイトで先に試した実測の数字とあわせて書きます。最後に、このサービスが向かない会社正直に書いておきます。

厨房で仕込みの手を止められない店主と、カウンターに置かれたままのスマートフォン
厨房で仕込みの手を止められない店主と、カウンターに置かれたままのスマートフォン

ホームページ運用代行とは。毎月やる4つの仕事

「運用代行」という言葉は会社によって指す範囲がまちまちなので、まず当社がお引き受けする中身をはっきりさせておきます。毎月やることは、次の4つです。

  • 記事の作成と公開。検索されている言葉を調べて記事を書き、サイトに公開します。原稿は公開前に御社で確認していただきます
  • 月次レポート。何人が来て、どのページが読まれ、問い合わせが何件だったか。数字と、次に何をするかをA4でお出しします
  • サイトの更新。料金改定、新サービス、実績の追加。「ここを直したい」に都度対応します
  • LINE配信の運用(フルプランのみ)。友だち登録の導線づくりから、月2回程度の配信までを行います

ひとことで言えば、「Web担当者を1人雇う」の代わりです。社内に担当者を置けない規模の会社が、担当者がいるのと同じ状態をつくる、というのがこのサービスの狙いです。

「保守」とはどう違うのか

当社には、これとは別に月5,000円からの運用保守あります。違いを一言でいうと、保守は「減らさない」ため、運用は「増やしにいく」ためものです。

保守は、サイトが表示されるか、問い合わせフォームが壊れていないか、料金が古くなっていないかを見張って、小さな直しを入れる役目です。一方の丸ごと運用は、記事で検索からの入口を増やし、数字を見て次の手を打つところまで踏み込みます。保守の3プランの中身は、別の記事に詳しく書きました。

ホームページ保守の費用は月5,000円から。3プランの中身

運用代行の費用相場と内訳。別々に頼むとこうなる

では、同じ4つの仕事を、それぞれ専門の会社に分けて頼むといくらかかるのか。当社で調べた一般的な相場は次のとおりです(月あたり・税別)。

頼む内容相場(月あたり)
記事の作成(月2本から4本)5万円から20万円
アクセス解析とレポート3万円から5万円
サイトの更新・保守3万円から10万円
LINE配信の運用3万円から10万円

どの項目も、いちばん安いところで月3万円から5万円です。4社に分けて頼めば、この最低料金が4回かかります。

ただ、当社がお伝えしたいのは金額の足し算そのものより、表に出てこない費用のほうです。

表に載らない費用は「つなぎ役」の時間

4つの仕事を別々の会社に頼むと、会社と会社のあいだをつなぐ役目は、御社の社長か担当者に回ってきます。とえば、こんなことが起きます。

  • 解析の会社のレポートに「このページのクリックが減っています」と書いてある。けれど、記事を書いている会社はそのレポートを見ていない
  • 料金を改定したので制作会社にサイトの更新を頼んだ。けれど、先月書いてもらった記事の中には古い料金が残っている
  • LINEで新サービスの案内を配信した。けれど、ホームページにはまだそのサービスのページがない

どれも、誰かが悪いわけではありません。それぞれの会社は、頼まれた範囲をきちんとやっています。抜け落ちるのは、頼まれた範囲と範囲のすき間です。そして、そのすき間を埋めるために4社それぞれへ説明する時間は、見積書には載りません。

事務所の受付で電話の受話器を肩に挟みながら、書類の束をめくって探し物をしている女性スタッフ
事務所の受付で電話の受話器を肩に挟みながら、書類の束をめくって探し物をしている女性スタッフ

自社サイトで先に試した。8月に30本書いて、止めた記事もある

当社は、このサービスをお売りする前に、自分の会社のサイトで同じことを先にやっています。制作会社が自社サイトの数字を出すことはあまりありませんが、実績のかわりにそのままお見せします。

まず前提として、当社は2026年7月に自社サイトを作り直しました。見た目はほとんど変えずに中身の構造だけを入れ替えたところ、検索エンジンが読み取れる文字が81字から約1万字なりました。この話は、別の記事に書いています。

ホームページが検索に出てこない、4つ目の原因と3分の自己診断

そのうえで8月は、ひと月で30本の記事を自社サイトに公開しました。Google Search Console(グーグル・サーチコンソール/検索での見え方が分かる無料ツール)で見ると、検索結果に一度でも顔を出した記事は、7月の3本から、8月は31本増えています。

ここまでは順調な話です。問題は、その中身でした。

クリックを集めていたのは、お客様にならない読者だった

8月、記事の中でいちばん検索からクリックされたのは「部屋の片付け」をAIで進める記事(8回)でした。2位が群馬の最低賃金の記事(7回)。その下に、健康診断の結果の見方、小学生の自由研究、AI画像の比較の記事が4回ずつで並びます。

検索された言葉を見ると、「ai 自由研究 小学生」「スマホの写真 整理」といった、明らかにご家庭の用事の言葉でした。アクセス解析で読まれ方も確かめたところ、こうした生活の話題の記事9本は、90日間の平均で1人あたり11.6秒しか読まれていませんでした。部屋の片付けの記事は6秒です。一方で、実際の案件で踏んだ失敗をもとに書いた実務の記事には、1人あたり98.3秒読まれたものがありました。

つまり、クリックの数だけを見れば生活の話題が一番の稼ぎ頭でした。けれど、そこに来ていたのは当社に仕事を頼む立場の方ではありませんでした。

そこで当社は、8月24日に生活の話題の記事を書くのをやめました。クリックが減るのは承知のうえです。代わりに、経営者の方が自分の仕事の困りごととして検索する言葉と、群馬の地域の話に寄せています。

この判断は、書く人と見る人が同じだからできた

この記事でいちばんお伝えしたいのは、ここです。

もし記事を書く会社と、解析をする会社が別々だったらどうなっていたか。記事の会社から見れば、生活の話題は「一番クリックが取れている、うまくいっている記事」です。止める理由がありません。解析の会社は「生活系の記事の滞在時間が短い」とレポートに書くかもしれませんが、それを記事の針に結びつけるのは、結局どちらの会社の仕事でもありません。

記事を書く人と、数字を見る人と、方針を決める人が同じ頭の中にいると、「やめる」判断がすぐにできます。丸ごと運用の値打ちは、作業をまとめて安くすることよりも、むしろここにあると考えています。

カフェの窓際の席で、タブレットを挟んで向かい合い、経営者がうなずきながら話を聞いている打ち合わせ
カフェの窓際の席で、タブレットを挟んで向かい合い、経営者がうなずきながら話を聞いている打ち合わせ

月5万円で成立する理由は3つ

では、4社分の仕事をなぜ月5万円でお受けできるのか。理由は3つあります。

1. 窓口がひとつで、説明が1回で済む

先ほどの「つなぎ役」が要らなくなります。記事・レポート・更新・配信が同じ担当の頭の中でつながっているので、料金を改定したら記事の中の料金も一緒に直す、新サービスを始めたらページとLINE配信を同じ週に出す、ということが自然にできます。4社への説明と調整にかかっていた手間が、そのまま消えます。

2. 自社で毎日回している仕組みを、そのまま使う

当社は、記事の下書き、記事に入れる画像づくり、サイトへの反映、数字の集計といった作業を、AIと自動化の仕組みで毎日回しています。8月の30本も、この仕組みで出したものです。

仕組みに任せられる作業を仕組みに任せているので、人が時間を使うのは「何を書くか」「何をやめるか」を決めるところ絞れます。人がすべてを手作業でやる前提の外注相場と比べて安くできるのは、値引きをしているからではなく、原価のかかり方が違うからです。

お、お客様の記事は、事実関係や業種の言葉づかいを含めて、公開前に必ず御社に確認していただきます。勝手に公開することはありません。

3. お受けする規模を、仕組みに乗る範囲に絞っている

逆に言えば、仕組みに乗らない規模のサイトはお受けしていません。数十ページを超える大規模なサイトや、毎日更新が必要な業態は、この金額では回りません。お受けする範囲を最初から絞っているから、この金額を出せる、ということでもあります。

ライト月5万円とフル月10万円の違い

プランは2つです。いずれも税別です。

プラン月額含まれるもの
ライト5万円記事の作成と公開・月次レポート・サイトの更新
フル10万円ライトの内容に加えて、LINE配信の運用(友だち登録の導線づくりと月2回程度の配信)

上記は全て一例です。ご予算に合ったプランの組み替えをご提案できます。

分かれ目は、LINE公式アカウントを使って、一度来てくれた方にもう一度声をかける仕組みまで要るかどうかです。飲食店や教室、美容室のように、同じお客様に何度も来ていただく商売ならフル、まずは検索から新しいお客様に見つけてもらうことが先ならライトで十分です。

あわせて、よくご質問いただく条件も書いておきます。

  • 契約期間の縛りはありません。月単位でご判断いただけます
  • やめられた後も、サイトのデータと管理権限は御社のものしてお渡しします
  • 今のホームページを作り直さなくても大丈夫です。今のサイトのまま、運用だけをお受けすることもできます。まず現状を拝見して、直したほうがよい点と、そのままで問題ない点をお伝えします

作り直しから始める場合の制作費は、16業種の見本から選ぶショールーム型が15万円から、デザインから起こすセミオーダーが40万円から、広告の受け皿になるLP制作が20万円から(いずれも税別)です。制作と運用の全体像は、こちらのページにまとめています。

ホームページ制作・Web運用の料金と進め方を見る

工務店の資材置き場で、作業着の男性が仕上がった現場をスマートフォンで撮影している場面
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御社にお願いすること

丸ごとお任せいただくといっても、御社にしか分からないことがあります。お願いするのは、次の3つだけです。

  • 原稿の確認。記事は公開前にお送りしますので、事実と違うところ、言い回しが業界の言葉と合わないところを教えてください
  • 月1回の打ち合わせか、チャットでのやりとり。業種の言葉づかいや、最近あった実際の出来事を伺います。記事の中身は、ここで伺ったお話がいちばんの材料になります
  • 新しいことがあったら一言。新しい実績、料金の変更、季節のお知らせ。現場の写真があれば、スマートフォンで撮ったものを送っていただければ十分です

2つ目が特に大事です。当社の自社サイトでも、一般論で書いた記事はほとんど読まれず、自分が実際に踏んで直した話を書いた記事ほど、長く読まれていました。御社の記事も同じで、御社にしかない話が入った記事がいちばん強くなります。

この運用代行が向かない会社

正直に書いておきます。次の場合は、当社にご依頼いただかないほうがよいと思います。

  • 毎日何本も更新する業態や、数十ページを超える大規模なサイト。先ほど書いたとおり、この金額の仕組みに乗りません
  • 「頼めば来月から問い合わせが増える」ことを期待される場合。お約束はできません。検索から人が来るようになるまで、数ヶ月かかるのが普通です。そのぶん毎月の数字を包み隠さずお見せして、効いていない施策はやめる判断をご一緒します
  • 社内にすでに書ける方がいて、実際に毎月手が動いている会社。丸ごと運用は要りません。困ったときの保守だけで足りるか、それも要らないかもしれません
  • 原稿の確認に、月に一度も時間を取れない場合。確認なしで公開することはしないので、記事が止まってしまいます

最後の項目は、意地悪で書いているのではありません。御社の名前で世に出る文章を、御社が一度も読まずに公開する運用は、どこかで必ず事故になる考えているからです。

まとめ。4社に分ける前に、1社で足りるかを見てください

長くなりましたので、まとめます。

1. ホームページの運用代行で毎月やるのは、記事・レポート・更新・LINE配信の4つ。当社のWeb丸ごと運用はライト月5万円、フル月10万円(税別)
2. 別々に頼むと、どの項目も月3万円からで、4社分の最低料金がかかる。さらに、会社と会社のすき間を埋める「つなぎ役」が社内に必要になる
3. 当社は自社サイトで先に試した。8月に30本を公開し、クリックは取れても読まれていなかった生活の話題の記事を、8月24日にやめた
4. 月5万円で成立するのは、窓口がひとつなこと、自社で毎日回している仕組みを使うこと、お受けする規模を絞っていること3つ
5. 契約の縛りはなく、データと管理権限は御社のもの。今のサイトのままでも始められる

もし今、運用代行の見積りを何社分か並べて手が止まっているのでしたら、一度そのまま見せてください。4社に分けるべきか、1社で足りるか、そもそも今は要らないかを、現状のサイトを拝見してお伝えします。サイトを拝見して直すべき点をお伝えするところまでは無料です。他社で制作されたサイトでも構いません。


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