通帳の残高を見て、「あれ、今月ちょっと使いすぎたかも」とモヤッとする。でも家計簿アプリは3日で挫折するし、そもそも何にいくら使っているのか正確には把握していない。そんな「なんとなく不安」を抱えたまま月末を迎えていませんか。
家計の不安の正体は、たいてい「使いすぎ」そのものではなく「わからなさ」です。今日は、レシートや明細を几帳面に入力しなくても、AIに10分だけ付き合ってもらうことで、その「わからなさ」を数字に変える方法を紹介します。
クレジットカードの明細を写真1枚で仕分けしてもらう
家計簿が続かない一番の理由は、入力作業がとにかく面倒だからです。でも、明細をスマホで撮ってAIに渡すだけなら、続けられます。
こんな時に便利です。
クレジットカードの利用明細画面や紙の明細書をスマホで撮影して、「これを食費・日用品・交際費みたいに分けて」とお願いするだけ。手打ちで一件ずつ入力する手間がなくなります。
話しかけ例文
「このクレジットカード明細の写真から、店名と金額を読み取って、食費・日用品・交通費・交際費・その他のカテゴリに仕分けした表を作ってください。カテゴリごとの合計金額も出してください」
分類の精度は完璧ではないので、明らかにおかしいものだけ後から自分で直せば十分です。全部を自分の手で仕分けしようとしないのがコツです。
固定費の一覧を作って「見直せそうな候補」を挙げてもらう
家計を軽くする一番の近道は、実は毎月の買い物を我慢することではなく、固定費を見直すことです。ただ、契約している通信費・サブスク・保険を全部書き出すこと自体が面倒で、後回しになりがちです。
こんな時に便利です。
契約中のサービス名と月額料金をわかる範囲でAIに話すだけで、一覧表と「見直しやすい候補」を整理してもらえます。使っているかどうか怪しいサブスクほど、見える化すると解約しやすくなります。
話しかけ例文
「毎月払っている固定費を話します。スマホ代◯円、動画配信サービス◯円、生命保険◯円…(わかる範囲で列挙)。これを一覧表にして、金額が大きい順に並べ、見直しの余地がありそうなものにコメントをつけてください」
保険や通信費のプラン変更は、最終的には自分で確認して決めることが大切です。AIには「気づくきっかけ」を作ってもらう、くらいの距離感がちょうどいいです。
「来月いくらまで使えるか」を一緒に計算してもらう
不安の一番の原因は、過去の使いすぎより「この先どうなるか見えないこと」だったりします。数字がぼんやりしたままだと、財布のひもは締まりません。
こんな時に便利です。
今月の収入と、家賃や光熱費のような動かせない支出をAIに伝えると、残りの「自由に使える金額」を計算してくれます。ここが見えるだけで、なんとなくの不安がだいぶ軽くなります。
話しかけ例文
「今月の手取り収入は◯円です。家賃・光熱費・通信費などの固定費は合計◯円かかります。残りの金額から、食費や日用品などの変動費にいくらまで使えそうか、目安を計算してください」
まとめ
家計の不安は、真面目に家計簿をつけることでは意外と解消されません。「明細を仕分けしてもらう」「固定費を見える化してもらう」「使える金額を計算してもらう」の3つを、AIとの10分の会話で済ませてしまうほうが、結局は続きます。
完璧な家計管理を目指さなくて大丈夫です。まずは今月のクレジットカード明細をスマホで撮って、AIに見せるところから始めてみませんか。