2026.09.24

無料の業務診断15分|どの業務が月いくらかを数字にする

業務診断業務効率化AI導入

無料の業務診断15分|どの業務が月いくらかを数字にする方法

「AIがいいのは分かった。でも、うちの何に使えばいいのかが分からない」

群馬県内の経営者の方とお話ししていると、いちばん多く伺うのがこの一言です。そしてこれは、群馬だけの話ではありません。商工中金が2026年1月に行った「中小企業の生成AIの利用にかかる調査」では、生成AIの導入に踏み出せない理由として、導入以前の段階では「具体的な活用場面が不明」が35.6%で最多でした。検討段階まで進んだ会社でも、「導入を推進する人材がいない」が32.0%で最多です。

つまり、多くの会社が止まっているのは「どのAIを選ぶか」よりもずっと手前です。何から手をつけるかが決まっていない。決める人もいない。

当社(UMEO CREATE)の無料の簡易業務診断は、この2つにその場で答えを出すための15分です。社内では「DXカルテ」と呼んでいます。この記事では、15分で何をするのか、「どの業務が月いくら掛かっているか」をどうやって数字にするのか、そしてこの診断が向かないまで、正直に書きます。

FAXで届いた注文書を見ながら、ノートパソコンに打ち直している事務担当者
FAXで届いた注文書を見ながら、ノートパソコンに打ち直している事務担当者

なぜ、無料の業務診断を始めたのか

きっかけは、当社自身の反省です。

当社はこの半年で、お客様の業務ツールを20本以上作ってきました。ところが振り返ってみると、「作業時間がどれだけ減ったか」を数字で言えるものは、そのうちの一部だけでした。残りは、ちゃんと動いていて、現場でも使われているのに、「で、どれくらい楽になったの?」と聞かれると答えに詰まる状態だったのです。

そして実際に、ある伴走先では、たくさんの仕組みを作ったにもかかわらず「成果が見えない」という評価をいただいたことがあります。一方で、作った量はずっと少ないのに、「注文書の転記が毎日30分から5分になった」という数字が1つあった別の会社では、そのまま社内展開の話に進みました。

違いは、作った量ではありませんでした。最初に「この作業に今どれだけ掛かっているか」を数字にしていたかどうかです。

それ以来、当社は道具の話から入るのをやめました。AIの説明もしません。最初にやるのは、御社の業務の話を伺って、時間と金額に置き換えることだけです。それを誰でも受けられる形にしたのが、この15分の診断です。

15分の中身。3つのステップで優先順位1位を決める

診断は、オンラインなら15分です。群馬県内であれば訪問でも伺います。お手元に資料をご用意いただく必要はありません。ふだんの業務を思い出しながら、質問にお答えいただくだけです。

会議室のテーブルで、経営者が紙のチェックシートに丸をつけている手元
会議室のテーブルで、経営者が紙のチェックシートに丸をつけている手元

STEP 1 業務チェック(約5分)

7つの分野について、当てはまる「症状」に印をつけていきます。

分野こんな症状があれば
転記・二重入力紙・FAX・PDFの内容を、Excelや販売・会計システムへ打ち直している
勤怠・給与紙のタイムカードや書きの勤怠票を、毎月手作業で集計している
見積書・請求書などの帳票帳票づくりが特定の人にしかできない。過去分を探すのに時間がかかる
顧客・取引先の情報取引履歴や好みが担当者の頭の中にしかなく、休むと対応が止まる
電話・問い合わせ対応一次対応のたびに現場の作業が中断される。同じ説明を繰り返している
購買・仕入れ相見積や価格比較が手作業、または手が回らずやれていない
報告・進捗管理日報や進捗が口頭や紙で、あとから探せない

この7分野は、当社が群馬県内外で実際に改善をお手伝いしてきた中で、何度も出てきた「時間を食っている場所」を並べたものです。机の上で考えた分類ではありません。そのため、たいていの会社で2つか3つは当てはまります。

よく「うちには関係ない」とおっしゃる野ほど、実は時間を食っています。毎日のことなので、当たり前になっていて、もう「作業」として見えていないからです。

STEP 2 効果の試算(約5分)

印がついた業務について、次の3つだけを伺います。

  • 1回あたり何分かかるか
  • 月に何回やるか
  • 何人でやっているか

この3つを掛け合わせると、その業務に毎月何時間使っているかが出ます。それに1時間2,000円掛けて、金額に置き換えます(計算の中身は次の章で書きます)。

STEP 3 診断結果(約5分)

試算した金額の大きい順に並べて、まず取り組む業務を1つだけ決めます。

「1つだけ」というところが大事です。全部を一度に変えようとすると、現場の覚え直しが増えて、結局どれも定着しません。いちばんお金が漏れているところを1つ塞ぎ、効果を確かめてから次へ進むほうが、結果として早く、外れも少なくなります。

15分後には、優先順位1位が決まった状態お帰りいただけます。

「どの業務が月いくら掛かっているか」の出し方

ここからは、診断の中で実際にやっている計算を、そのままお見せします。難しいことは何もありません。ご自身で紙に書いても出せます。

夕方の工場事務所で、壁の時計を見上げて考え込む経営者
夕方の工場事務所で、壁の時計を見上げて考え込む経営者

計算式は1本だけ

1回の分数 × 月の回数 × 人数 ÷ 60 × 2,000円 = 月の金額

1時間2,000円というのは、当社の診断で一律に使っている計算上の単価です。御社の実際の時給に置き換えていただいてもかまいません。

ここで大事なのは、金額が1円単位で正しいことではありません。どの業務が上で、どの業務が下か、という順番です。単価をいくらにしても、順番はほとんど変わりません。

当社の実例の数字で計算してみる

当社の導入事例載せている数字を、この式に当てはめてみます。回数の部分は、分かりやすくするための仮の数字です。

例1 注文書の転記(産業機械商社様の事例)

導入前は、注文書の転記に毎日30分かかっていました。月の稼働日を仮に20日とすると、

  • 30分 × 20日 × 1人 ÷ 60 = 月10時間
  • 10時間 × 2,000円 = 月2万円

自動転記を入れたあとは毎日約5分なったので、月に使う時間は約1.7時間。月に約8時間、金額にして約1万7千円ぶん手が空いた計算です。1年にすると約20万円になります。

例2 見積書の作成(朝倉電設株式会社様の事例)

見積書1件の作成に60分かかっていたものが、システム化で約5分なりました。仮に月20件の見積を作る会社だとすると、

  • 入前:60分 × 20件 ÷ 60 = 月20時間4万円
  • 入後:5分 × 20件 ÷ 60 = 月約1.7時間(約3,300円)

月に約18時間浮きます。

こうして並べると、「毎日30分」と「1件60分」のどちらが重いかは、回数しだいで入れ替わることが分かります。感覚で「こっちのほうが大変そう」と決めると、ここを外します。 だから掛け算にするのです。

数字にすると、次の3つが決まる

月いくらかが出ると、これまで決められなかったことが決まります。

1. どこから手をつけるか金額のいちばん大きい業務です
2. いくらまでなら掛けてよいか月2万円の業務に、年100万円の仕組みは要りません
3. うまくいったかどうかの判断導入前の数字があるので、あとで「何分になったか」を比べれば済みます

3つ目が、冒頭に書いた当社の反省そのものです。最初に数字を取っておけば、あとで「成果が見えない」とは言われません。

診断は無料。そのあとの進め方と料金

地方の工務店の事務所前で、帰り際に会釈を交わす経営者とコンサルタント
地方の工務店の事務所前で、帰り際に会釈を交わす経営者とコンサルタント

診断は無料です。 その場で見積をお出しすることはありません。

診断の結果だけを持ち帰っていただいてかまいません。優先順位1位の業務を、ご自身で工夫して改善されるなら、それがいちばん安い解決策です。私たちはそれで十分だと思っています。

診断のあとで「実際に進めたい」となった場合にだけ、内容に応じてご提案します。主な進め方は次の2つです。

進め方内容料金の目安(税別)
AIエージェント導入支援優先順位1位の業務1つに、御社のパソコンでAIが働く環境をつくり、使い方まで一緒に仕上げるハンズオン(半日から5時間)10万円
月額伴走社内に定着するまで、継続してお手伝いします月5万円から15万円

料金は全て一例です。ご予算に合ったプランの提案が可能です。 金額感だけ先に知りたい、というご相談も歓迎しています。ほかのメニューも含めた料金の全体は料金ページまとめています。

まだ人と話す段階ではない方

「いきなり相談するのは気が引ける」という方のために、同じ7分野を紙の上で自分で診断できるセルフ版のチェックリスト(A4で2枚・全21項目)無料でお配りしています。当てはまる症状に丸をつけるだけで、どの業務から手をつけるかがご自身で分かる作りです。会社の情報を社外に出す必要はありません。

やってみて「やっぱり数字にしてほしい」と思ったら、そのとき診断をお申し込みください。

この診断が向かない

正直に書いておきます。次のような方には、この15分はあまりお役に立てません。

  • すでに「この業務をこのツールで変える」と決まっているやることが決まっているなら、診断より先に実装のご相談をいただくほうが早いです
  • AIの仕組みや、ツールごとの違いの説明を聞きたい方この診断ではAIの説明はしません。御社の業務の話だけをします
  • 会社全体のIT戦略や、大規模なシステムの入れ替えを検討中の15分で扱える範囲を超えています
  • 業務の中身を話せる方が同席できない場合数字は現場の感覚から出すので、日々の作業をご存じの方にお答えいただく必要があります

逆に、「何から手をつけていいか分からない」「社内に進める担当者がいない」という段階の方こそ、この診断がいちばん役に立つ相手です。冒頭の調査でいちばん多かった2つの悩みそのものだからです。

まとめ

  • 小企業がAIで止まっている理由の最多は、「活用場面が分からない」35.6%と「推進する人材がいない」32.0%(商工中金・2026年1月)。どちらも技術の手前の話です
  • 当社の無料の簡易業務診断(15分)は、7分野のチェック、効果の試算、優先順位の決定の3ステップで、まず取り組む業務を1つ決めます
  • 計算式は 1回の分数 × 月の回数 × 人数 ÷ 60 × 2,000円1本だけ。大事なのは金額の正確さより順番です
  • 最初に数字を取っておくと、どこから・いくらまでうまくいったか3つが決まります
  • 診断は無料で、その場で見積は出しません。進める場合の料金は全て一例で、ご予算に合わせてご提案します

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出典(2026年9月24日時点)

※数値は調査時点のものです。調査の対象・回答数などの詳細は上記の公式資料でご確認ください

  • 事例の作業時間は、当社の導入事例掲載している導入前後の概算です。本記事の月の回数(20日・20件)は、計算の説明のための仮の数字です

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UMEO CREATE(ウメオクリエイト)では、群馬県(高崎・前橋・太田・伊勢崎・吉岡町など)を中心に、中小企業や個人事業主・ひとり社長様向けの「AI導入・業務自動化・DX伴走コンサルティング」を行っています。

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