「AIを使ってみたい。でも、インストールと初期設定のところで止まってしまった」
個人事業主やフリーランスの方から、いちばんよく聞く状態がこれです。請求書づくり、見積もりの文章、書類の入力。毎月の作業にAIが使えそうだという話は耳に入っている。試しに調べてみたものの、途中の設定画面で分からなくなり、そのまま閉じてしまった。そういう方は少なくありません。
当社(UMEO CREATE)は、社員のいないひとり社長の会社です。事務も発信も、いまは多くをAIに任せて回しています。その日の予定とメールから日報の下書きができる。毎朝5時には、その日の商談ごとの準備メモがメールの下書きに入っている。請求書は金額の計算からPDFにするところまで自動で出てくる。Googleドライブの一番上に溜まっていた108個のファイルは、AIに中身を見て仕分けてもらい、16個まで減りました。
こうした使い方でいちばん助かるのは、実は大きな会社ではなく、自分ひとりで全部をやっている人です。それなのに、当社のAI導入のメニューは、どれも「会社の業務」を前提に組んであり、個人で仕事をしている方には重すぎました。
そこで、個人事業主・フリーランスの方向けに、法人向けとは別立てのメニューを用意しました。入口は 90分の少人数オンライン講座で、1人6,000円(税込6,600円) です。
この記事では、講座で何をするのか、なぜこの金額でできるのか、法人向けとどこで線を引いたのか、そしてこの講座が向かない方まで、正直に書きます。
自宅兼仕事場のちゃぶ台で、ノートパソコンを前に額に手を当てて困っている個人事業主
この記事の目次(7項目)
個人事業主向けAI講座の中身。90分で「自分のパソコンでAIが動く状態」にする
講座のゴールは1つだけです。ご自身のパソコンで、AIが動く状態にすること。 そして翌日から、おひとりで使い続けられるようにすることです。
進め方は次のとおりです。
- オンラインで、画面を共有しながら進めます。 定員は8名の少人数です
- 操作するのは、ご本人です。 当社は画面を見ながら、手順の指示と補足をします
- Mac・Windows両対応の導入手順書(PDF)が付きます。 Mac版は16ページ、Windows版は14ページあります。当日の内容を、あとからご自身の手で再現できます
「代わりに設定してもらえるのでは」と思われた方もいるかもしれません。ここがこの講座のいちばんの特徴で、当社が代わりに導入するサービスではありません。 設定はご本人のパソコンで、ご本人の手で進めていただきます。
理由は単純で、終わったあと、ご自身で使い続けられる状態にすることが目的だからです。
他人が入れてくれたものは、便利でも中身が分かりません。パソコンを買い替えたとき、設定が変わったとき、何か動かなくなったときに、自分では手が出せなくなります。逆に、一度自分の手で入れた人は、どこに何があるかを知っています。困ったときに手順書を開いて、自分で戻ることができます。
講座でやらないこと
90分の講座では、業務の自動化まではやりません。 あくまで「AIが自分のパソコンで動く状態」をつくるところまでです。
「ついでにこの作業もできるようにしたい」というご希望は、あとでご紹介する個別のプランでお受けしています。講座の中で1人の方の作業に時間を使うと、ほかの参加者の方が置いていかれてしまうためです。
なぜこの金額でできるのか。「代行」ではなく「ご本人の手で」だから
書斎でヘッドホンをつけ、手順書の冊子を横に開いて、自分の手でキーボードを打つ男性
AIの導入を「作ってお渡しする」形でお引き受けすると、どうしても数十万円になります。こちらが時間をかけて組み立て、動作を確かめ、お渡しして、その後の面倒も見る必要があるからです。
個人向けのメニューがこの金額でできるのは、その作業のうち、ご自身でやっていただく分が引かれているからです。安売りをしているのではなく、進め方が違います。
| 頼み方 | つくるのは | 終わったあと |
|---|
| 作ってもらう(受託) | 当社 | 動かなくなったら、また頼む |
| 一緒につくる(個人向けメニュー) | ご本人 | 自分で直せる・2つ目を自分で作れる |
少人数の講座にした理由
入口の講座を、1対1ではなく少人数のオンライン講座にしたのにも理由があります。
当社は社員のいないひとり社長の会社なので、売り物になるのは、私の時間だけです。はじめは入口のメニューも1対1で考えていましたが、それでは1回の講座にかかる時間に対して、金額が合いませんでした。金額を上げれば、今度は「ちょっと試してみたい」という方が申し込めなくなります。
そこで、金額は迷わず出せるところに置いたまま、数名でご一緒する形にしました。同じ手順を、同じ時間に、各自のパソコンで進めます。そのかわり、最少催行は2名です。2名に満たない回は開催せず、次回のご案内か、個別プランへの振り替えをご相談します。
料金
個人向けのメニューは3つと、オプションが1つです。すべてオンラインです。金額は税別で、( )内に税込の総額を添えています。
| メニュー | 時間 | 料金(税別) | 何をして帰るか |
|---|
| 少人数オンライン講座 | 90分・定員8名 | 6,000円/人(税込6,600円) | AIがご自身のパソコンで動く状態+導入手順書 |
| 個別|一緒に1つ作る | 2時間 | 35,000円(税込38,500円) | 上に加えて、いつもの作業を1つ、動くところまで一緒に仕上げる |
| 個別|AI担当者づくり | 5時間 | 80,000円(税込88,000円) | くり返し発生している作業を、呼ばなくても自動で動く形にする |
| +30日の質問対応 | オプション | +10,000円(税込11,000円) | どのプランにも付けられる。30日間の質問対応と、直し方のご案内 |
料金は全て一例です。ご予算に合ったプランの提案が可能です。 「講座だけでは足りないが、5時間までは要らない」といったご相談も、お申し込みの際にお聞かせください。
なお、事業をされている方は、受講料を経費にできる場合があります。詳しくは顧問の税理士さまにご確認ください。
法人向けと料金を分けた理由。「あなたの作業」か「会社の業務」か
工房兼店舗の作業台で、書類の束とノートパソコンを見比べて考え込む職人
当社には、会社向けのAI導入のメニューもあります。個人向けとの違いを聞かれたときに、私がお聞きしている質問があります。
「軽くしたいのは、あなたの作業ですか。それとも、会社の業務ですか」
| 個人向け | 法人向け |
|---|
| 軽くする対象 | ご自身ひとりの作業 | 事業の業務(従業員の方の仕事を含む) |
| 進め方 | オンラインで、ご本人の手で | 訪問して、業務の中に組み込む |
| つくるもの | 手元のパソコンで完結するもの | 社内で使い続ける仕組み |
判断の目安は次のとおりです。
- 自分の手元だけで完結する作業(自分の請求書、自分の文章づくり、自分の書類整理)→ 個人向け
- 従業員がいる、または請求や勤怠など事業の基幹に関わる → 法人向けのAIエージェント導入支援
同じ「AIを入れる」でも、会社の業務に組み込む場合は、関わる人が増え、使うアカウントも増え、決めることも増えます。現場を見て、社長だけでなく従業員の方とも話しながら進める必要があります。そこにかかる手間が違うので、メニューと料金を分けています。
逆に言えば、ひとりで仕事をしている方に、会社向けの重いメニューをお勧めする理由はありません。自分の作業を軽くしたいだけなら、個人向けで十分です。迷われたら、お申し込みのフォームで「まだ決めていない(まず相談したい)」を選んでいただければ、こちらからどちらが合うかをご案内します。
申込みページを作り直して気づいた、書き忘れていた前提
カフェの窓際席で、ノートパソコンを開き、手元の紙にペンで書き込む女性
この個人向けのページは、公開してから何度か直しています。そのなかで一番大きかったのは、いちばん大事な前提を書き忘れていたことです。
「AI側の月額プラン」が必要なことを書いていなかった
講座で配る導入手順書は、最初の章で「AI側の月額プラン(Proなど)に入っているか」を確かめる手順から始まります。無料プランのままでは、手順の途中で先に進めなくなるからです。
ところが、2026年8月に見直したとき、申込みページにはその条件が一言も書かれていませんでした。 手順書には書いてあるのに、申し込む前に読むページには無い。このままでは、申し込んだ方が当日、講座の途中で止まってしまう書き方でした。
いまは、料金の注記と「お受けできない場合」の両方に、「AI側の月額プラン(Proなど)のご契約が必要です。無料プランのままでは最後まで進められません」と書いています。お持ちでない場合は、お申し込みの時にご相談ください。
申込みフォームに「お断りの質問」を入れた
もう1つ、申込みフォームに必ず答えていただく質問を入れました。
「ご自身で自由にソフトを入れられるパソコンですか」
会社から支給されたパソコンは、多くの場合、ソフトのインストールが制限されています。その状態では、90分の講座で環境をつくることができません。当日になって分かると、せっかくの時間が無駄になってしまいます。
そこで、「いいえ」を選んだ時点で、この講座の内容を進められないことをお知らせし、個人のパソコンでのご参加か、法人向けのご案内に切り替えるようにしました。申し込みの入口で止めるのが、お互いにとっていちばん負担が小さいと考えたからです。
この講座が向かない方
正直に書きます。次に当てはまる方は、この講座では最後まで進めません。
- AI側の月額プラン(Proなど)を契約する予定がない方。 無料プランでは最後まで進めません
- 会社から支給されたパソコンで、ソフトを自由に入れられない方。 個人のパソコンをお持ちでしたら、そちらでのご参加をご検討ください
- スマートフォンしかお持ちでない方。 パソコンで進める講座です
- 会計ソフトや社内システムとの連携が目的の方。 こちらは別途お見積りになります
- 従業員のいる会社の業務改善が目的の方。 法人向けのサービスをご案内します
もう1つ、書いておきたいことがあります。「全部やっておいてほしい」「できあがったものだけ欲しい」という方にも、この講座は向きません。 繰り返しになりますが、目的はご自身で使い続けられる状態にすることです。私は横で見て、手順をご案内する役です。キーボードを握るのは、ご本人です。
お申し込みから当日までの流れ
ダイニングテーブルで、ノートパソコンに向かって笑顔を見せる男性
1. お申し込み。 個人向けのページのフォームからご連絡ください。ご希望の日程を伺います。講座の日程は、お申し込みのあとに調整します
2. 事前のヒアリング。 5分ほどのシートにご記入いただきます。個別のプランの場合、当日つくるものは、このシートを拝見してこちらからご提案します
3. 当日。 オンラインで画面を共有しながら進めます。操作はご本人にしていただきます。講座は少人数のグループ、個別プランはマンツーマンです
4. 終わったあと。 導入手順書と、ご自身でつくったものの設定ファイルをお持ち帰りいただきます
当日その場で「何をつくるか」を決めていただくことはありません。「AIで何ができるか分からない」という段階のご相談こそ、歓迎しています。
まとめ
- 個人事業主・フリーランスの方向けに、90分の少人数オンライン講座(1人6,000円・税込6,600円)を用意しました。ゴールは、ご自身のパソコンでAIが動く状態にすることです
- この金額でできるのは、当社が代わりに導入するのではなく、ご本人の手で進めていただくからです。作ってお渡しする形だと、どうしても数十万円になります
- 個人向けは3つのメニュー(税別6,000円/35,000円/80,000円=税込6,600円/38,500円/88,000円)と、+30日の質問対応(税別+10,000円=税込11,000円)の組み合わせです。料金は全て一例です。ご予算に合ったプランの提案が可能です
- 法人向けと分けた基準は、「あなたの作業か、会社の業務か」。従業員がいる、事業の基幹に関わる場合は法人向けをご案内します
- AI側の月額プラン(Proなど)が必要です。会社支給のパソコンやスマートフォンのみでは進められません
▼ 個人向けメニューの詳細とお申し込み
はじめてのAI環境づくり(個人事業主・フリーランスの方へ)
▼ 当社が自分たちの仕事でAIをどう使っているか
まず自分たちで使っています
【群馬・北関東の中小企業・ひとり社長のAI導入をサポート】
UMEO CREATE(ウメオクリエイト)では、群馬県(高崎・前橋・太田・伊勢崎・吉岡町など)を中心に、中小企業や個人事業主・ひとり社長様向けの「AI導入・業務自動化・DX伴走コンサルティング」を行っています。
「自社の業務でもAIを使える?」「何から手をつければいいかわからない」「面倒な事務作業を自動化したい」といったご相談は、お気軽に公式LINEまたはWebサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。