2026.10.27

AI導入チェックリスト無料配布|21項目の○で最初の業務が決まる

AI活用お知らせ中小企業

AI導入チェックリスト無料配布|21項目の○で最初の業務が決まる

「AIを使ったほうがいいのは分かる。でも、うちの会社のどの仕事に使えばいいのかが分からない」

中小企業がAIに踏み出せない理由として、調査でいちばん多く挙がるのがこの状態です。道具の名前や使い方より前の段階で、手が止まっています。

当社(UMEO CREATE)は、群馬で代表ひとりでやっている会社です。AIの導入や業務の仕組みづくりをお手伝いしています。その入口として、業務のAI化 セルフ診断チェックリスト(A4×2枚・全21項目)を無料でお配りしています。

この記事では、なぜこのチェックリストを作ったのか、中身は何か、使ったあとどうなるのか、そして置いてから実際にどれくらい見られたのかを、自社の数字のまま書きます。

この記事の目次(8項目)

AI導入のチェックリストを作った理由は「活用場面が分からない」

AIの導入チェックリストは、検索するとたくさん出てきます。多くは「導入の目的を決めているか」「社内ルールはあるか」「予算は試算したか」といった、導入を決めた会社が準備を点検するための表です。

当社が欲しかったのは、その一歩手前のものでした。商工中金の調査(2026年1月)では、中小企業が生成AIに踏み出せない理由の第1位は「具体的な活用場面が不明」35.6%でした。

つまり、多くの会社が止まっているのは「どう導入するか」ではなく、「どの業務から手をつけるか」が決まらないところです。ここが決まらないまま導入の準備表を見ても、埋められる欄がありません。

そこで、AIの言葉を一切使わずに、ふだんの仕事の困りごと(症状)に○をつけるだけの表を作りました。○がついた所が、AIや仕組みで時間を取り戻しやすい業務です。

社外に出す情報はゼロ

このチェックリストは、印刷して手元で○をつけるだけです。会社の名前も数字も、どこにも送る必要はありません。「相談する前に、まず自分で現状を確かめたい」という方のための道具です。

チェックリストの中身。7つの分野・21の症状

業務のAI化 セルフ診断チェックリストの1枚目。7分野・全21項目に○をつける形式
業務のAI化 セルフ診断チェックリストの1枚目。7分野・全21項目に○をつける形式

1枚目には、7つの分野ごとに3つずつ、合計21の症状が並んでいます。

1. 転記・二重入力 … 紙・FAX・PDFの内容を、Excelや販売・会計システムへ手で打ち直している など
2. 勤怠・給与 … 紙のタイムカードや手書きの勤怠票を、毎月手作業で集計している など
3. 見積書・請求書などの帳票 … 見積書・請求書づくりが特定の人にしかできない など
4. 顧客・取引先の情報 … 顧客の好み・取引履歴が、担当者の頭の中や手帳にしかない など
5. 電話・問い合わせ対応 … 電話の一次対応のたびに、現場の作業が中断される など
6. 購買・仕入れ … 相見積・価格比較を手作業でやっている(または手が回らずやれていない) など
7. 報告・進捗管理 … 「あの件どうなった?」の確認に時間を使っている など

21項目は、当社が群馬県内外の企業で実際に改善をお手伝いしてきた「よく出てくる症状」から選んでいます。机の上で考えた項目ではなく、現場で何度も聞いた言葉です。

実際にこう変わった例

たとえば「転記・二重入力」や「見積書」の症状は、当社の実績ページに載せている事例とそのままつながっています。

  • 見積書づくり:1件あたり60分 → 約5分(群馬県桐生市の電気工事会社様)
  • 注文書の転記:毎日30分 → 約5分(産業機械商社様)
  • 給与計算:100人分の集計に2時間 → 約5分(会計・社労士事務所様)

数字は導入前後の作業時間をもとにした概算です。詳しくは導入事例のページに、1件ずつ書いています。

○の数え方と、無料でできる最初の一歩

2枚目には、○の数ごとの見立てと、お金をかけずに今日からできることを載せています。

○の数ごとの見立て

  • 0から4個:今すぐの危機は小さい状態です。ただ、属人化(その人しかできない状態)は音もなく進みます。○がついた項目だけ、「その人が1ヶ月休んだら回るか?」を一度確認してみてください
  • 5から10個:効果が出やすい業務が複数あります。全部を一度にやろうとせず、○が3つ揃った分野を1つだけ選んで小さく始めるのが定石です。この規模なら、多くの場合1業務あたり月10から30時間の削減余地があります
  • 11個以上:「人が辞めたら止まる業務」が社内に多くあります。どこから守るか、優先順位づけから始めることをおすすめします

大事なのは、○が多いほど悪い、ということではない点です。○は「時間を取り戻せる場所」の印です。

お金をかけずにできる3つ

チェックリストには、無料でここまでできる、という最初の一歩を3つ載せています。

1. 会議を録音して、AIに要点整理させる:打ち合わせをスマホで録音し、文字起こしをAIに渡して「決定事項と宿題を箇条書きに」と頼む
2. よくある電話の質問トップ5を書き出す:繰り返し聞かれる質問と答えを5つ書き出す。これがそのまま、自動応答の設計図になります
3. 「その人しかできない業務」を1つ、手順にする:頭の中のやり方を箇条書きで書き出し、AIに「新人向けの手順書に清書して」と頼む

ひとつ注意があります。会社の機密情報や個人情報は、無料版のAIチャットに入力しないでください。業務で本格的に使うなら、入力内容が学習に使われない有料版や法人向けの設定が前提です。

置いてから79日で、見られたのは17回だった

ここからは、少し恥ずかしい数字の話です。

このチェックリストの受け取りページ(/checklist.html)を公開したのは2026年8月9日です。公開して3日後に確かめると、表示は0回でした。

原因はページの出来ではありませんでした。サイトのどこからも、このページに辿り着けなかったのです。作っただけで、入口を付けていませんでした。

そこで8月11日に、トップページ・料金ページ・すべてのコラムの末尾に、チェックリストへの案内を足しました。この記事の一番下にも出ています。

それから2か月半。アクセス解析(GA4)で、2026年8月9日から10月26日までの79日間を数え直しました。

  • 受け取りページ(/checklist.html)の表示:17回
  • PDFを開くページの表示:2回

(自動で巡回してくるプログラムの影響が大きいLinuxからのアクセスは除いています)

入口を足しても、17回です。サイト全体の中では、ほとんど見られていないページでした。作ったあと、告知をしていなかった結果です。

この記事は、その反省から書いています。中身には自信があるのに、存在を知られていなかった。だから今回は、正面から「こういう物を無料で置いています」とお知らせすることにしました。

チェックリストの次。DXカルテと料金の目安

チェックリストは、ひとりで完結する道具です。○をつけて終わりにしても、まったく構いません。

○が5個以上ついて、「では、それが月にいくら掛かっているのか」を知りたくなった方には、続きとして簡易業務診断(DXカルテ)をご用意しています。

  • 約15分のヒアリングで、○がついた業務について「1回あたり何分 × 月に何回 × 何人」を伺い、月の時間と金額に換算します
  • 人件費は1時間2,000円で計算します
  • 金額の大きい順に並べ、まず取り組む業務を1つ決めてお帰りいただきます
  • オンラインでも、群馬県内であれば訪問でも承ります

診断の流れは簡易業務診断のページにまとめています。

料金の目安

段階内容料金(税別)
セルフ診断チェックリストA4×2枚・21項目。ご自身で○をつける無料
簡易業務診断(DXカルテ)約15分。業務の時間と金額を試算無料
AIエージェント導入支援まず1つの業務にAIを入れて効果を確かめる(半日から5時間)10万円
月額の伴走社内に定着するまで継続してお手伝い月5万円から15万円

全て一例です。ご予算に合ったプランのご提案が可能です。料金の全体は料金ページに載せています。導入支援の中身はAIエージェント導入支援のページをご覧ください。

診断の場で見積をお出しすることはありません。診断結果だけ持ち帰っていただいて構いませんし、ご自身で改善されるなら、それが一番安い解決策です。

このチェックリストが向かない方

正直に書きます。次のような方には、このチェックリストは遠回りです。

  • AIを使いたい業務が、もう決まっている方:○をつける段階は済んでいます。直接ご相談いただくか、診断で時間と金額を出すところから始めたほうが早いです
  • 社内のAI利用ルールや、セキュリティの点検表を探している方:このチェックリストは「どの業務から手をつけるか」を決めるための物で、利用ルールの点検項目は入っていません
  • 今日中に金額まで知りたい方:チェックリストで分かるのは「どこに時間が漏れていそうか」までです。金額にするには、業務ごとの回数や人数を伺う必要があります

受け取り方

チェックリストは、当社のLINE公式アカウントを友だち追加していただくと、PDFが自動で届きます。LINEを使っていない方は、お問い合わせフォームから「チェックリスト希望」とお送りください。メールでお届けします。

セルフ診断チェックリストの受け取りページはこちら

しつこい営業はいたしません。社員がいないので、そもそもできません。

まとめ

  • AIに踏み出せない理由の第1位は「活用場面が分からない」。最初の壁は技術ではなく、「どの業務から手をつけるか」です
  • セルフ診断チェックリストは、7分野・21の症状に○をつけるだけ。社外に出す情報はありません
  • ○の数ごとの見立てと、無料でできる最初の一歩も2枚目に載せています
  • 置いてから79日で、受け取りページの表示は17回でした。作っただけでは届かない、を自社で確かめた数字です
  • その先が知りたくなったら、15分の簡易業務診断(無料)で、業務を時間と金額にします

【群馬・北関東の中小企業・ひとり社長のAI導入をサポート】

UMEO CREATE(ウメオクリエイト)では、群馬県(高崎・前橋・太田・伊勢崎・吉岡町など)を中心に、中小企業や個人事業主・ひとり社長様向けの「AI導入・業務自動化・DX伴走コンサルティング」を行っています。

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